奈良市の東大寺にある国宝法華堂で、ハングルのような文字などの落書きが見つかり、警察が捜査を始めました。
落書きは、ハングルの人の名前とみられる3、4文字と人の目のような絵が横並びになっています。8日午前、東大寺の敷地内にある国宝法華堂で、職員が「高欄」と呼ばれる手すり部分の落書きを見つけて通報しました。
縦10センチ、横40センチにわたって、先のとがった硬いもので書かれたとみられます。
観光客:「腹立たしいですね。守りきれないですよね、これだけ開放的な建物だから」「特にこのお堂は色々な文化財のなかでも別格。(落書きは)許されるものではない」
警察は悪質ないたずらとみて、文化財保護法違反の疑いで防犯カメラの映像を確認するなど調べを進めています。
2017/08/09 11:53